個別指導のリスク
個別指導は「是正型」の行政指導で、過去の診療や請求に疑義がある場合、高点数継続、患者からの指摘、過去の指導歴、あるいは新規指導の結果に基づく再指導などを契機に行われます。
| リスクポイント |
・レセプト算定ミスやカルテ不備があると診療報酬の返還請求が発生 ・指摘事項が改善されない場合は再指導の対象となる ・度重なる不備や重大な違反が確認されると行政処分(保険診療の制限や停止)につながる ・最悪の場合、保険医療機関指定の取り消しや保険医資格の剥奪に至るケースもある ・個別指導も合格ラインに達するまで繰り返されるため、院長・スタッフの負担は大きく、疲弊やモチベーション低下を招く。長期化すれば経営の悪化は必至 ・経営の信用や医院の社会的評価に大きな影響を及ぼす |
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| 対 策 |
・過去カルテとレセプトを定期的に完全照合し、不一致をその場で是正する ・患者説明や同意書の記録を日常診療のルール化し、署名・日付・保管まで徹底する ・模擬指導を通じて院長・スタッフの質問対応力を訓練し、当日に備える ・指導通知を受けた段階で重点項目を分析し、リスクの高い箇所を集中的に修正する ・外部の専門家を交え、改善計画とフォローアップをスケジュール化して長期的に管理する |

